顔・物体認識のためのエラスティック・グラフ・マッチング・プロセッサ
エラスティック・グラフ・マッチング法
顔認識では,顔の向きや表情の変化などに柔軟に対処できなければなりません。
最も評価が高い認識技術の一つがダイナミックリンクアーキテクチャに基づく
エラスティック・グラフ・マッチング法です。
これは入力画像と記憶画像のそれぞれに割り当てた格子点上のガボール特徴量
を比較し,格子を歪ませながらマッチングするモデルです。特徴量の一致度が
高く,かつ格子の歪みが少ない記憶画像が入力画像に最もマッチしていると判
断します。
エラスティック・グラフ・マッチング法の原理
(最急降下法でマッチング点を探索する場合)
EGMのデジタルLSIアーキテクチャとFPGA実装
このモデルを効率的に実行するデジタル回路を設計し,FPGAで実装しました。
デジタルLSIアーキテクチャ
ソフトウェア実装とFPGA実装の性能比較
(最終更新日:2006/03/12)